マリオット長崎を出て、路面電車で思案橋へ。
夜の空気がちょうどいい。
おでんに行く前、バーで飲んでいたら、
気がつけば地元の人たちに囲まれていた。
7人くらいで、そのままどんちゃん。
その中にいた常連の一人、そうさん。
明日から入院らしく、
「今日は飲むんだ」とワインを2本完飲。
「牡蠣うまいから」と、いきなりウーバーしてくれたり。
あの空気が良くて、
長崎が好きだと思った瞬間だった。
そうさん、また会える日を楽しみにしています。
病院、頑張ってください。
このブログ、もし見てくれたら嬉しいです。
そしてそこで勧められて、向かったおでん屋。
桃若。
昭和6年創業。
店の真ん中には、湯気を上げるおでん鍋。
それを囲むようにL字のカウンター。
この配置がすべてを作ってる気がする。
長崎って、なんか人がいい。
オープンで、人懐っこい。
カウンターに座るとそれがよく分かる。
常連も初めての客も関係ない。
気づけば隣同士で会話が始まる、あの距離感。
こういう空気、好きだ。
お兄さん(多分息子さん)が、
たまにスレスレのギャグを挟んでくる。
最初は冗談なのか分からなかった。
でも分かってからは、マジで面白い。
それがちょうどいい温度で、ちゃんとハマる。
おかあさんも優しくて、自然と会話が続く。
長崎のおでんはちょっと違う。
魚のすり身を使ったかまぼこ系が多い。
漁獲量全国トップクラスの土地らしく、
魚種別では全国1位とも言われる長崎の魚。
その新鮮な魚で作る蒲鉾は種類がとにかく豊富で、
それをそのまま鍋に放り込むのが“長崎おでん”。
歯応えがあって、旨みが濃い。
ちゃんと魚を食ってる感じがする。
長崎おでんならではの「竜眼」。
卵をすり身で包んだやつ。
これがしっかり旨い。
ちなみに、おでんは180円からと良心的。
いわしのかまぼこも、間違いない。
魚の旨みがちゃんと立ってる。
車麩は、柔らかくて出汁を吸いすぎてるくらい。
ちゃんと染みた“ふ”。
ふきも、めかぶもいい。
こういうのが結局残る。
優しい味。
タコも出汁が染みていてやわらかい。
ちゃんと積み重ねてきた味がある。
こういう店って、また来たくなる。
長崎って、いい街だなぁ。














