豚山。
蒲田ではお世話になっている。そして、焼失してしまった大森店にもかなり通った。
この日は連食。
豚星。を食べてから、歩いて10分ほどのところにある豚山へ向かう。
一切腹は減っていない。
しかし、この時間に営業しているのは豚山しかない。そして、あれだけ美味い豚星。を食べた直後に、今や最も勢いのある二郎インスパイアの一つである豚山を食べたら何を感じるのか。
そんな興味もあり、入店した。
蒲田店とは異なり、店内には5名ほどの先客。空席も目立つ。
注文は、
ミニラーメン、追加豚1枚、生卵。
コールは、胃袋と相談した結果、
「野菜マシ、ニンニク、アブラ」
いざ。
ひと口啜って、まず思った。
「懐かしい。」
蒲田に豚山ができてから、飲み終わりに毎日のように通っていたあの頃を思い出す。
そして感じたのは、
甘い。
ちゃんと美味い甘さだ。
醤油のエッジや塩味は控えめで、足りなければ卓上のカエシで調整してくれ、というようなバランス。
これだけ多店舗展開している店だと、どこで食べても同じなのかと思っていた。
だが、チャーシューも違う。
もちろん、ラーメンは日や時間帯によっても変わる。たまたまかもしれない。
それでも、これだけ流行っている理由には納得した。
気楽に、手軽に二郎を啜れる。
なんというコンセプトだろう。
豚山の社長は、相当なビジネスセンスの持ち主なのだと思う。
豚と追加豚は、どちらもほぼ脂身。
丸々とした厚切りチャーシューを想像していたので、これは新鮮だった。
野菜にかかったアブラと共に、容赦なくカロリーを押し付けてくる。
しかし、豚山はスープがすっきりしている。
だからこそ、飲めてしまう。
卓上のカエシと大量の一味を振りかければ、満足度も一気に上がる。
改めて思った。
豚山は、全体が非常によくまとまった一杯だ。
豚星。のような尖った一杯とはまた違う。
いつでも、誰でも、気軽に二郎系を楽しめる。
それこそが豚山の強さなのかもしれない。
最近は夜中に目が覚めることが多い。
しかし、この日は違った。
朝まで、最高の眠りを得た。
ごちそうさまでした。
豚山さん、また伺います。













