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山ちゃんに「今村さん、完全にラーメンブロガーじゃないですか」と言われた今日この頃。来年はブログはもうラーメン一本でいこうか、と本気で思い始めている。

鷹の目・蒲田店に初訪問。ラーメンミニ(豚入り200g)1,070円、しょうが80円、たまねぎ80円、生たまご100円、野菜マシマシ50円で合計1,380円。21:30頃に着くと、すでに10人ほどが並んでいた。私の後ろに並んだ人に「食券買いました?」と聞かれ、「まだです」と答えると、前にいたスーツ姿の常連っぽい同世代の方が「先に買うんですよ」と丁寧に教えてくれた。こういうローカル作法、妙に好きだ。

この日はすでにしっかり食べた後の“締めラーメン”。迷わずミニ(200g)を選択。トッピングが豊富で、自分好みにカスタムできるのも楽しい。「野菜マシマシ、ニンニクで」とコールすると、店員さんから「野菜1kgくらいありますけど大丈夫ですか?」の一言。「大丈夫です」と返し、50円玉をカウンターに置いて山の到着を待つ。

丼が来た瞬間、思わず笑ってしまうほどの山。てっぺんから刻みたまねぎが光り、手前にはしょうがとニンニク、そして極厚の豚が堂々と構えている。スープは軽く乳化した豚骨醤油で、濃厚なのに重くなく、むしろ「油トッピングしても良かったな」と思うくらい。麺はかためでお願い。噛み応えがしっかりしていて、野菜の山にも負けない存在感がある。

卓上のラーメンダレは、野菜マシマシにはほぼ必須。塩味とコクが戻ってスープに一気にキレが出る。さらに大量の一味唐辛子を投入すると、豚の旨味がさらに引き立ち、中盤から一気にギアが上がる。後半は生卵にディップして味変。これが本当に中毒性の塊。

初訪問だったが、周りを見ると常連らしき人たちの多くがまぜそばを注文していた。どうやらそちらが名物らしい。次は絶対にまぜそばも試したい。蒲田の夜にまたひとつ、危険な誘惑を見つけてしまった。