小田急線・相鉄線の海老名駅から徒歩数分。
今回訪問したのは、二郎系インスパイアの人気店「豚らーめん ミドリカワ」。
こちらのお店。
千葉県松戸市の名店「中華蕎麦 とみ田」の直営店「雷」で、約9年間修業した緑川店主が独立して開いた一軒。
しかも、単に雷出身というだけではない。
とみ田から正式に独立したお店であり、開店時には富田治氏本人も駆けつけたという。
雷といえば、濃厚な豚の旨味を前面に押し出した二郎系インスパイアの実力店。
その系譜を受け継ぎながら、独自の一杯を提供している。
以前から気になっていたお店だ。
この日は前日から山中湖に宿泊。
富士スピードウェイで開催されたコーンズデイに参加。
ちなみに、イベントではコーンズさんが豪華な昼食を用意してくださっていた。
ところが。
せっかくのおもてなしを辞退してまで、向かった先は二郎系ラーメン。
普通に考えれば、どうかしている。
しかし、まだ訪問していない名店が帰り道にあるとなれば、話は別。
豪華な昼食も魅力的だが、今日の自分にはどうしても食べたい一杯がある。
コーンズさん、せっかくご用意いただいたのに申し訳ありません。
ということで、イベントを終えて海老名へ。
目指すは「豚らーめん ミドリカワ」。
さて、こちらのお店。
特徴的なのが、スープを「ライト」と「濃厚」から選べること。
ライトはアブラが軽く、すっきりとした乳化系。
一方の濃厚は、豚の旨味をしっかりと炊き出したド乳化系。
さらに汁なしそばも用意されている。
今回注文したのは「ライトミニ」。
濃厚ミニという選択肢もあったが、ここはまずライト。
初訪問ということもあり、まずは軽めの一杯から試してみることに。
さらに、いつもの習慣で反射的に生卵の食券も購入。
ところが、券売機には「味変生卵」という気になるトッピングの案内が。
しかも3種類。
それぞれの具材や特徴が写真付きで丁寧に説明されており、非常に分かりやすい。
こういう細やかな気配りはありがたい。
せっかくなので、食券を店員さんに渡す際、
「味変にしたいのですが」
と聞いてみると、快く対応してくれた。
追い銭20円。
今回選んだのは、しょうがと玉ねぎが入った味変生卵Ⅰ。
普通の生卵とはひと味違う、こちらのお店ならではのトッピング。
これは楽しみだ。
ちなみに、こちらのお店は食券を渡すタイミングでコールを伝える方式。
無料トッピングはヤサイ、ニンニク、アブラ、そしてネギ。
ネギが選べるのは珍しい。
今回はヤサイニンニクアブラでお願いした。
そして着丼。
まず目に入ったのは、比較的控えめなヤサイの盛り。
アブラも可愛らしい感じ。
こういう時は、いきなり天地返し。
ヤサイを先に食べ進めるのではなく、まずは麺を引っ張り出して食らう。
硬めに仕上げられたワシワシ麺。
しっかりとした歯応えがあり、噛むほどに小麦の存在感が伝わってくる。
この麺、めちゃくちゃ好みだ!
そしてスープ。
今回選んだのはライト。
こちらは乳化タイプ。
ただし、アブラの重さはほとんど感じず、名前の通りかなりライトな仕上がり。
乳化スープならではのまろやかさがありながら、後味はすっきり。
さっぱりとしていて、思わず飲めてしまうようなスープ。
硬めのワシワシ麺との相性も抜群。
この組み合わせ、めちゃくちゃ好みだ。
そして、楽しみにしていた味変生卵Ⅰ。
しょうがと玉ねぎが加わることで、通常の生卵とはまた違った味わいが楽しめる。
こうしたトッピングの工夫も、このお店ならではの魅力だと思う。
ちなみに、こちらのお店は濃厚もかなり人気があるようだ。
最近食べた濃厚系の中で、個人的に濃厚レベルNo.1だったのが、西新小岩の「燈郎」。
あのド濃厚スープは非常に印象的だった。
ミドリカワの濃厚は、どんな仕上がりなのだろう。
ライトがこれだけ好みだっただけに、もう一方のスープも気になるところ。
そして豚。
箸で持ち上げようとすると崩れてしまうほど、ホロホロに仕上げられている。
見た目からも、じっくりと調理されていることが伝わってくる。
それにしても、こちらのお店の人気ぶりはなかなかのもの。
訪問したのはピークを外した時間帯だったが、店内はほぼ満席。
その後もお客さんが続々と入ってくる。
雷で長年修業した店主が作る一杯。
その実力と人気を、実際に訪問して確かめることができた。
特に印象に残ったのは、硬めのワシワシ麺と、すっきりしたライトスープの組み合わせ。
乳化系でありながら重たさを感じさせない仕上がりは、個人的にかなり好みだった。
次回はぜひ、濃厚にも挑戦してみたい。
豪華な昼食を辞退してまで海老名に向かった今回のラーメン遠征。
また一軒、気になっていた名店を訪問することができた。
ごちそうさまでした。











